今日は新美南吉さんの
『花のき村と盗人たち』でございます。
絵は長野ヒデ子さんです。
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この物語のイメージは、南吉さんが大正生まれなので、
大正時代の風景かなと思いながら読みました。
何てやさしい物語りなんだろうと思いました。
若くして亡くなられていますね。
優しい人だった気がします。
語り口がやさしいからでしょうか。
子供たちに読み聞かせる、
やさしい日本語という印象ですね。
きれいな日本語だと思いました。
わかりやすくて、心に残る物語ですね。
「花のき村と盗人たち」は、のどかです。
人の心について考えさせられました。
思いやりの大切さを感じましたね。
「百姓の足、坊さんの足」では、最後までどうなるのかと
ワクワクして読みました。
最後の「和太郎さんと牛」も素朴で心にやさしい物語です。
大事なことが語られているのに、説教臭くないし、
格調高いと思いました。
心にしみました。
ちょっぴり不思議なことが淡々と語られていて、
深く味わえるストーリーです。
浮かぶイメージもなつかしい自然に満ちています。
「世の中にはいろいろ不思議なことがある」でございますね。
この本を読んだ後に、山里の自然を眺めてみました。
日本の自然のなかから聞こえる声を聴いて書かれた物語だと
ふくろうは思いました。
行って戻ってまた行きたい世界です。
では。
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